教育改革2020

どうする・どうなる!?2020年。保護者視点で分析する教育改革。調べてわかったことを中心にまとめています。

Maker Faire にいこうよ!

 STEM教育という言葉をご存知でしょうか?

 Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Math(数学)の頭文字をとった理数系分野に関する教育手法を表す言葉となっています。最近ではここにもうひとつ【 A(アート)】も付け足して、STEAM教育、なんて言ったりもします。おっしゃれー。

 

STEM教育 / STEAM教育はなんのため?

下のリンクは、そのSTEM教育 / STEAM教育に関する香港での取り組み。ちょっと長いけど、ぜひ読んでいただきたい。

www.businessinsider.jp

 

 もう全般的に垂涎なのですけれど、冒頭からシビれます。

日本では、STEM教育というと文字通りScience(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Math(数学)の強化と紹介され、理数系科目の強化にばかり注目が集まる。香港で行われている教育はそれとは一線を画し、理数系の知識をベースに「これまでになかったモノを計画し、作る」一連の流れがSTEM教育とされている。

 声を大にして言いたい。「そ れ な !」

 2020年教育改革で知識の詰め込みから思考能力を問われる入試へ。ついては、小さいうちから論理的思考を養うためにプログラミングやロボティクスに通わせよう…のように、最近のこの分野の取り上げられ方は、なんだか最終的な目的が理数能力の強化になってしまっていて、本末転倒はなはだしい。そうじゃないでしょうよ、と。

 つくりたいものがある。試してみたいことがある。それを実現するためには、材料もいるし、道具もいる。もしかしたら、まわりにいる先生や大人たちにも手伝ってもらわなきゃいけないし、、、ああダメだ!まずはわからないことを解決しなきゃ!なにを調べればいいんだろう、なにを学んだらできるようになるんだろう!…これですよ、これ。この流れ。目的と手段を取り違えちゃいけない。

 

 ロールモデルに会える「聖地」

 そうは言っても、自分の中に秘めた情熱と出会い、爆発させるまでの距離は遠いですよね。まず、ワクワクしている大人やお兄さん・お姉さんが身近にいなければ、自分もどうやってワクワクをかたちにしていいのか見当がつかない。そして、そもそも、ワクワクしていいの? やりたいことを押さえこんで、必死に机にかじりついて努力をすることが勉強の本質じゃないの?って、思っちゃいますよね。だって、学校ではそうやって習うもの(一般的に)。

 でもね、あるんです。あるんですよ、大の大人がクソ真面目にワクワクなことに全力投球をして遊んでいる、そして、学んでいる、モノづくりの祭典が!

 はい、Maker Faire です!

 ここで、壊れるほど語ってもその魅力は1/3も伝わらないので、まずはYoutubeにアップされていた2016年の映像をご覧ください。wi-fi につないでいないデバイスでご覧の方、ごめんね、おうちでゆっくり観よう。

www.youtube.com

 ※もっと様子をみたい方、【こちら】で5分バージョンが観られるよ

 

 Maker Faire Tokyo という名称で毎年定期開催されるようになったのは2012年かららしいので、昨年で5回目の開催だった、ということになりますね。

 ここまでアツく書いておいてアレなのですが、実はわが家も Maker Faire Tokyo に参加できたのは去年がはじめてでした。毎年毎年、何かと家族行事や子どもの習い事の予定が入ってしまっていて、泣く泣く参加者レポートを読むだけの日々…。期待値が雲を突き抜けた状態で初参加した昨年の Maker Faire Tokyo 2017 だったわけですが、まさに期待に違わぬ、否、いい意味で期待を裏切るほどの楽しさで、親子ともども大満足だったことを半年経った今でも新鮮に記憶しています。

 ロボット大会を控えていた長男(中1)にはモチベーションがあがりますように、手芸大好きな娘(小1)は普段触れられないようなクラフトの世界を垣間見ることで新たな創作のアイデアが得られますように、そして、頭でっかちで手先が不器用な次男(小3)がハンズオンの楽しみと出会えますように…という願いを込めて聖地に足を踏み入れたのですが、蓋を開けてみれば、朝から晩までミニチュアカーレース( Nerdy Darby )のブースに入り浸り。親の心子知らず。

 それでも、合間合間に駆け足で他のブースをまわってみて、この分野でワクワクしている大人たちの息づかいや盛り上がりを肌で感じることができたのでした。

 

ワクワクしたその先に

 このところ、やれ AI だ、機械学習だ、ディープラーニングだと、世の中騒がしいですが、人間がせっせと手を動かして、コンピューターでは発想できないような一見アホらしいものをつくって遊び・学ぶことは、経済性や合理性とはまた別の意味で、社会に「豊かさ」をもたらす行為なのだと思います。「コンピューターに仕事が奪われる?こわい!」じゃなくって、「だったらそっちはコンピューター様におまかせして、できた余力で何かワクワクすることをやって別の遊び場を見つけちゃおうぜ!」と切り替えていったほうがなんだか楽しそうな未来予想図だと思いませんか?そして、きっとそうやって新しい学びの領域や経済市場ってできていくんだろうな、と思うわけです、はい。

 

 最後になりますが、Maker Faire Tokyo 2018 は2018年8月4日(土)、5日(日)に開催とのことです。みんな、スケジュール空けておこうな。会場でボクと握手!